治療ラボの哲学について

あなたの体が本来持つ力を引き出し、健康的な身体作りをサポートします。

体を味方につけるとは?
体の声に耳を傾け、そのサインを理解することです。

私たちの体は常に様々なメッセージを送っています。疲れやすい時期、調子が良い時期、痛みや不調のサイン。これらには必ず理由があります。その理由を理解し、体のリズムに合わせたライフスタイルをご提案します。

根本的な違いを理解した治療
痛みの緩和と痛みの予防は、全く異なるアプローチが必要です。痛みが出てから対処するのではなく、痛みが起こらない体づくりを目指します。

また、健康的なダイエットについても同様です。「食べずに痩せる」ことは健康に大きな悪影響を及ぼします。私たちは健康的に脂肪を燃焼させる方法をお伝えします。

多くの方が「健康的な身体作りは時間がかかり、手間がかかるもの」と思われていますが、実際はそんなことはありません。正しい方法で取り組めば、効率的に結果を得ることができます。

あなたの体のリズムに合わせたサポート
一人ひとりの体のリズムや状態は異なります。画一的な方法ではなく、あなた自身の体の特性を理解し、最適なライフスタイルをサポートいたします。

私たちの理念
身体を味方につける生理的視点でサインを読み取る

私たちの身体は、毎日摂取した食べ物を消化・吸収し、細胞内のミトコンドリアがそれらをエネルギーに変換することで動いています。この生理的プロセスは24時間休むことなく続けられ、私たちの体調や活力を大きく左右します。

身体が発する生理的なサイン
身体を味方につける生理的視点で見ると、私たちの身体は常に貴重な情報を提供してくれています:

・鍼への反応の仕方 - 神経系の感受性や血流の状態を反映 ・皮膚の質感 - 水分代謝や血液循環の健康状態を表す ・疲れの現れ方 - エネルギー代謝の効率性を示す指標 ・消化のリズム - 自律神経の働きや内臓機能の状態 ・睡眠の質 - ホルモンバランスや回復力の指標

これら一つ一つが、私たちの身体の生理的な状態を物語っています。

生理学に基づいた身体の理解
これらのサインをしっかりと理解することが、健康を保つ上で非常に重要です。身体を味方につける生理的視点でサインを観察し、その方の体質や生理的な特性を把握することは、科学的根拠に基づいた奥深い作業です。

例えば、疲労の現れ方がエネルギー代謝の問題なのか、神経系の疲労なのかによって、アプローチは全く異なります。消化のリズムも、自律神経の働きや腸内環境、体内時計との関係など、様々な生理的要因が複雑に関わっています。

健康づくりの科学的出発点
この生理学に基づいた観察と理解こそが、真の身体づくりの出発点となります。私たち自身の身体の声に耳を傾け、生理的なメカニズムを理解することで、より良い健康と活力ある生活を手に入れることができるのです。

よくある質問

どのような症状に対応していますか?

肩こり、腰痛、頭痛、疲労感、不眠、冷え、消化不良、ストレス、自律神経の乱れなどに対応しています。ただし、当院では症状を抑えるだけでなく、なぜその症状が起こるのかを東洋医学的に分析し、根本的な体質改善を目指すアプローチを取っています。重篤な症状や急性疾患の場合は、まず医療機関での診察をお勧めします。施術は、身体の状態に合わせた個別プランで行います。

他の鍼灸院との違いは何ですか?
どのくらいの頻度で通院が必要ですか?
食養生指導はどのような内容ですか?
「身体を味方につける治療」とはどういうことですか?

症状や体質により異なりますが、初回から1ヶ月程度は週1〜2回の治療をお勧めしています。体調が安定してきたら月2回程度のメンテナンス治療に移行し、食養生の継続的なサポートも行います。当院では対症療法ではなく体質改善を目指すため、ある程度の期間をかけて身体を整えていくことを大切にしています。

初診時はカウンセリングを入れて、約90分かけて鍼治療による反応から詳しく体質を把握します。反応パターンは重要な診断材料です。その後、体質に合わせた鍼治療を行い、日常の養生法もお伝えします。2回目以降は体調の変化を確認しながら、治療内容を調整していきます。施術の効果は個人差がありますが、初回から感じる方も多いです。

当院では鍼治療と食養生を組み合わせた総合的なアプローチが特徴です。
身体の痛みを誤魔化すのではなく、鍼への反応、皮膚の質感、肌色などから体質を詳しく分析し、その方だけの治療方針を立てます。さらに体質に合った食養生指導により、治療効果をより持続させ、日常生活からの体質改善をサポートします。身体の不調や痛み、ストレスなど、幅広い症状に対応しています。

鍼灸治療で把握した体質をもとに、肝機能をサポートする食材選び、体質に合った食べ方、季節に応じた養生法をお伝えします。「薬食同源」といい、食べ物も薬と同じ効果があると考えます。治療効果をより高め、持続させるための重要な要素として、お一人お一人に合わせた食養生をご提案します。